1962年に大阪府和泉市で創業の堀田カーペットは、ウィルトン織機でウールカーペットを作り続けています

お手入れ

カーペットの日常のお手入れ〜掃除機の選び方〜

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    目次

      ウールカーペットの日常お手入れで最も大事なこと。
      それはこまめに掃除機をかけていただくことです。

      ただ掃除機をかけるだけではなく、きちんとカーペットの特性に合わせて掃除機をご使用いただくことがとても重要です。
      今回は掃除機の選び方をご説明いたします。

      ウールカーペットでは製法やパイルの長さで掃除機の使い方が異なります。

      堀田カーペットのつくるウールカーペット、つまり毛足が短く、パイル(毛)の密度が高いカーペットのメンテナンスに必要な掃除機のポイントは3つです。

      1. 吸引力の強いもの
      2. 電動ブラシがついているもの
      3. 硬めのブラシ

      電動ブラシでしっかりほこりや小さなゴミ、パイルの毛埃(遊び毛)をしっかり掻き出し、強い吸引力で吸い出すことが、カーペットを長く、美しくご使用いただく上でとても大切なことになります。

      しかし、吸引力が強く電動ブラシがついている掃除機だけでは不十分です。

      カーペットのお手入れで最も重要なのものはブラシの『硬さ』なのです。
      ここではダイソン社のブラシで具体的に説明したいと思います。

      現在ダイソン社で販売されている掃除機の電動ブラシには3タイプあります。

      ①モーターヘッド

      ダイソン掃除機の従来のモーターヘッド

      ②ソフトローラークリーナーヘッド

      ダイソン掃除機のソフトローラークリーナーヘッド

      ③ダイレクトドライブクリーナーヘッド

      ダイソン掃除機のダイレクトドライブクリーナーヘッド

      (参照)https://www.dyson.co.jp/dyson-vacuums/cylinders/dyson-v4-digital/dyson-v4-digital-absolute.aspx

      ①のモーターヘッドが従来品で、新商品は②ソフトローラークリーナーヘッドか③ダイレクトドライブクリーナーヘッドになっているようです。

      ウールカーペットに向いているのは①と③で、しっかりとした硬いブラシでホコリや小さなゴミ、遊び毛を掻き出してくれます。

      ウールカーペットに不向きなのは②ソフトローラークリーナーヘッドです。

      なぜ不向きなのか? 非常に柔らかいブラシでカーペットの表面を高速で擦ることになるため、表面にピリング(毛玉)ができやすく、毛やゴミが表面で絡まったような状態にます。特にループパイルの商品では、そのような状態になってしまいます。

      掃除機をかければかけるほど、カーペットの表面に毛玉が増える。そんな状態になりかねません。

      ウールカーペットを長く、美しくお使いいただく上で掃除機選びは大変重要ですので、ぜひ参考にしてみてください。

      弊社ECサイトでも発売開始しました。
      https://shop.hdc.co.jp/products/carpet-cleaner